金城一紀は私の好きな作家の一人なのですが、一つ困る事があるんです。

それは、作品がなかなか文庫化されないという事。『GO』以外の今までの作品は全て図書館で借りて読みました。どの作品も面白かったし好きなので文庫化されたら必ず買って再読するつもりでいるんです。

ところが、いっこうに文庫化される気配がないのです。一度『レヴォリューション No.3 』の文庫本の発売予定(確か角川文庫だったと思います)を近刊情報で目にした時はとても嬉しかったのですが何故か発売されないまま・・・。

毎月本やタウンのサイトで翌月の文庫近刊情報をチェックするのが楽しみなのですが、一番最初に探してしまうのが金城一紀の名前なのです。だから『対話篇』を近刊情報で見つけた時は、本当にキターって思いました。

『対話篇』はゾンビーズシリーズなどのスカッと痛快な金城作品とは雰囲気が違って、しっとりとした中篇集。『GO』やゾンビーズシリーズで金城作品を好きになった私ですが、この『対話篇』も大好きな作品です。『映画篇』も良かったですが個人的には『対話篇』の方が好きです。だからこそ、余計に文庫化が嬉しかったし速攻で買いました。

久しぶりの再読なので曖昧な記憶しか残っていなかったおかげで初めて読むように楽しむ事が出来ました。以前読んだ時からぼんやりと印象に残っていた『恋愛小説』終盤に出てくる夜の駅のホームのシーンは今回読んでみてやっぱり好きだなぁと思いました。

ところで、最近あまりドラマを観なかった私も『SP』だけは毎回楽しみにしていました。金城一紀+岡田准一というタッグでの新しいドラマあるいは映画ももちろん期待したいのですが、出来れば新しい小説も読みたいなぁ。

対話篇 (新潮文庫)
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