お昼にテレビを観ていたら、藤子不二雄Aの『まんが道』のことがチラッと出てきたので、久しぶりに読みたくなって、午後からずーっと読んでいました。

私が持っているのは中公文庫版。漫画文庫って、昔の漫画を読みたくなった時に簡単に揃えることが出来きて便利ですよね。

『まんが道』を買ったのは、もう随分前のことですが、何度読んでも面白いです。

主人公は満賀道雄(藤子不二雄A)。満賀は才野茂(藤子・F・不二雄)と出会い、やがて二人で漫画を共作するようになります。何度も漫画雑誌の賞に応募してやがて二人は漫画家としてデビューするために上京します。
満賀と才野の出会いとか、デビュー前の二人が手塚治虫の漫画を読んで憧れる姿とか、あの藤子不二雄は、こんな道を辿って誕生したんだ~ということが分かってとても興味深いです。

それに、何と言っても「トキワ荘」での共同生活の様子が最高に面白い。満賀と才野の他、石森章太郎や赤塚不二夫などトキワ荘の漫画家仲間が登場します。
皆まだまだ駆け出しの漫画家で、当然お金はなく、決していい物を食べている訳ではないのですが、なぜか漫画の中で満賀や才野が食べている「コロッケパン」や「キャベツの味噌汁」、「ラーメン」などがとても美味しそうに思えるのだから不思議です。
これを読んだ後は、ついキャベツの味噌汁(具はキャベツの千切りだけ)を作りたくなってしまいます。

他にも、石森章太郎と赤塚不二夫が共同炊事場の流しをお風呂代わりに使っていたり。売れっ子漫画家になる前のトキワ荘の仲間達の貧乏話が面白おかしく描かれています。

もちろん楽しい事だけではなく、時には漫画の締め切りに追われ、行き詰まり漫画家をやめようと逃げたして連載に穴をあけてしまったエピソードなどもあります。

私は『まんが道』を読んでから、トキワ荘の事を書いた本が読みたくなって、何冊かのエッセイを図書館で借りて読んだりもしました。ほどんどの本が絶版になっているんですよね。

まあ、私はトキワ荘を描いたもので一番面白いのは、やっぱり『まんが道』だと思いますけど。

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トキワ荘青春日記―いつも隣に仲間がいた… 章説 トキワ荘の春 (石ノ森章太郎生誕70年叢書シリーズ) トキワ荘の青春―ぼくの漫画修行時代 (講談社文庫) トキワ荘実録―手塚治虫と漫画家たちの青春 (小学館文庫)
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