嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。


このあらすじの出だし1行を読んだだけで絶対自分好みな小説だろうなぁと思っていましたが、実際読んだらその通りでした。

こういう特殊な能力を持つ者が集まって何かをするっていう設定って好きなんです。映画で言えば『オーシャンズ11』シリーズとか、『X-MEN』とか『ファンタスティック・フォー』なんかもそう。

でも考えてみたら私が今まで読んだ他の小説ではあまりこういう感じのものは無かったような・・・。

『陽気なギャングが地球を回す』はまさにそういう映画の世界のようなエンターテイメント性の高い小説。現に映画化されていますが、映像化するのにピッタリなワクワクするテンポの早いストーリー展開なんです。

1つの場面を主要な登場人物4人それぞれの視点から語るという伊坂幸太郎得意の手法で描かれているんだけど、やっぱりねー、これが上手くて面白いんですよね。

4人のキャラクターも最高!響野みたいなおちゃらけたキャラクターや成瀬のようにちょっとクールなキャラクターなんていうのも伊坂作品の定番といえば定番なんだけど、私はそれが好きだから読みながら思わずにやけてしまいました。

あ、そうそうもちろんこの小説も他の伊坂作品とちょこっと繋がってますよ。

本当は続編の『陽気なギャングの日常と襲撃』も早く読みたくてうずうずしているのだけど、こっちは文庫化されていないんですよね。値段的には文庫とそんなに変わらないんだけど、サイズが微妙に大きくて、出来ればピシッと揃えて本棚に並べたいんです。うーん、どうするべきか。

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伊坂 幸太郎
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映画では響野=大沢たかお、成瀬=佐藤浩市、雪子=鈴木京香、久遠=松田翔太というキャスティング。

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