私は、国内作家の小説を読む割合の方が多いのですが、たまに無性に海外ミステリーを読みたくなる時があります。
一番好きなのは、ディック・フランシスの競馬シリーズ。最近読み始めたのはタイトルにA、B、C・・・とアルファベットがつくスー・グラフトンのキンジー・ミルホーン・シリーズ。まだ『死体のC』までしか読んでいません。
キンジー・ミルホーン・シリーズもなかなか面白いのですが、もうちょっとハードボイルドな感じのシリーズ物がないかと色々調べたところ、面白そうだったのが、ローレンス・ブロックのマット・スカダー・シリーズ。

主人公は、元警官、今はアル中探偵のマット・スカダー。スカダーは私立探偵ではない。彼は私立探偵の免許を持っていない。ただ、人に便宜をはかり、そのお礼を受け取るだけだと言う。
そんなスカダーに娘を殺された父親から「娘がなぜ殺されたのかを知りたい」という依頼を受ける。娘ウェンディを殺した男はすぐに捕まったのだが、独房で自殺をしてしまっていたのだ。
スカダーは、ウェンディの過去を探り始める。

なかなか意外な結末で面白かったです。それにシリーズの第1作ということで、なぜスカダーが警察を辞め、酒を飲むようになったのかなど、スカダーというキャラクターについて色々と知ることが出来ました。
スカダーは渋くて、私は気に入りました。作品に漂ういかにもハードボイルドっぽい暗い雰囲気もいいですね。このマット・スカダー・シリーズ第2作以降も読みたいと思います。

と言う事で、早速宮部みゆきの『日暮らし』上・中・下とあわせてマット・スカダー・シリーズ第2作の『冬を怖れた女』もアマゾンで注文しちゃいました。

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