東野圭吾の探偵ガリレオシリーズ第2弾となる『予知夢』。

17年前から自分は“森崎礼美”という女性と結ばれると言い続けた男。男は16歳の少女、森崎礼美に出会いつきまとうようになるという『夢想る』、そこにいるはずのない女性を見た男は胸騒ぎを覚えるのだが、その時彼女は既に何者かの手によって殺害されていた『霊視る』など、この『予知夢』は5つの短編からなる短編集です。

ガリレオのドラマで既に見た覚えのあるストーリーばかりでしたが、ほとんどドラマそのままのものもあれば、微妙に設定がちがうものもありますし、やはり活字で楽しむとまた違う印象になるので面白かったです。

シリーズも第2弾ということで、草薙刑事はすっかり「オカルト事件担当」のようになってしまい、ガリレオ先生こと物理学者の湯川助教授に不思議な難事件を持ち込むのを上からも公然と認められるようになっています。

自分を巻き込まないでくれと言いつつ何だかんだと事件解決に協力する湯川と、湯川を訪ねて大学の研究室に行く旅に科学に関する質問をされからかわれる草薙刑事。ますますいいコンビになっています。

このシリーズは短編も面白いな~。最後の第5章『予知る』のラストシーン、ちょっとゾッとしちゃいました。あれはやっぱり科学でなくオカルトなのかな?

予知夢 (文春文庫)
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東野 圭吾
文藝春秋
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