江國香織の作品も小説、エッセイ問わず好きで文庫化された作品ならほぼ全作品コンプリートしてます。

『間宮兄弟』も文庫化を楽しみにしていました。

文庫化前にどうしても読みたい本は、図書館で借りて読み面白かったら文庫化された時に買うというのが私の基本的な読書スタイルなのですが、『間宮兄弟』は映画化された影響もあってか読みたいと思った時に貸し出し中で予約も多かったので諦めて文庫化をただひたすら待ちました。そして文庫化されたら即購入して読みました。

やばいです、この作品かなり私のツボでした。現時点での江國作品お気に入りNo.1です。ページが残り少なくなった時、もう読み終わっちゃう~って思いました。

気付いたんですけど私江國作品の中でも家族を描いたものが特に好きなんですよね。『流しのしたの骨』とか『こうばしい日々』とか『神様のボート』とか。あと、家族じゃないけど同じアパートに住んでいて家族みたいな関係の『ホテルカクタス』も好きだし。

「歌うか」
 明信が提案した。楽しくない道を歩くとき、兄弟は歌を歌うことにしている。
「うん。何にする?」


間宮兄弟は小学生ではありません。兄の明信は35歳、弟徹信は32歳です。一歩間違えたら、というか既に十分あやしい兄弟なんだけど、でも何だか二人の関係が羨ましく思えるから不思議です。

私はこのかなり変わってる間宮兄弟のことすごく好きなんですけど、受け付けない人にはちょっと無理かもしれませんね。他にも間宮兄弟独特のルールなんかがいっぱいあって、ある意味突っ込みどころ満載な兄弟なので(笑)。

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ちょっと残念だったのは映画は観ていないのに、この本を読んでいる時どうしても明信は佐々木蔵之介、徹信は塚地の顔でしかイメージが浮かんでこなかったこと。いえ、悪くはないんですけど、自分なりのイメージで読みたかったかなと。でも、映画もちょっと観てみたくなりました。今度DVDレンタルしてみようかな。

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