梨木香歩の小説で好きなのはと言ったら、私は『西の魔女が死んだ』と『家守綺譚』。『西の魔女が死んだ』は映画化されましたね。何だか最近小説の感想を書く度に映画化の事を書いているような・・・。それくらい小説の映画化が頻繁なんですよね。私は『西の魔女が死んだ』の映画は観ていないのですが、パパ役が大森南朋だと知ったらちょっと観てみたくなりました。

すぐに読み終えてしまえるくらい短い小説なので、久しぶりに『西の魔女が死んだ』を読み返しました。

おばあちゃんと孫のまいの関係が、単なるおばあちゃんと孫というような感じではなくって、どこか対等な関係なのが私は好きですね。おばあちゃんがまいに語りかける言葉や接する態度がサバサバとしているようなのだけど、ちゃんと愛情も感じられて。まいがおばあちゃんに「大好き」と言うと、おばあちゃんが「アイ・ノウ」と答える。この二人の短いやり取りが特に好きです。

それとおばあちゃんのシンプルな生活が素敵なんですよね。真似は絶対出来ないけど(笑)。当たり前だけど、これが都会のマンションに暮らすおばあちゃんとかだったらやっぱりこんなに素敵な小説にはならないですもんね。
この小説を読んでいる間はすごくゆったりとした気持ちになれます。そして読む度に、「よし!私も手作りジャムに挑戦しよう!」なんて思ったり「やっぱり飲むならハーブティーだよね。」なんて思っちゃう単純な私です。

最後はジーンときて、涙がじわっとあふれました。

西の魔女が死んだ (新潮文庫)
梨木 香歩
新潮社
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