帰って来たわれらが〈怪しい探検隊〉!・・・と文庫の帯にもあるように実に久しぶりとなる椎名誠の怪しい探検隊シリーズ作品が文庫化されました。シリーズのファンとしては読まずにはいられません。しかも、タイトルからしてどうやら釣りがメインのようですし♪

わしらは怪しい雑魚釣り隊―サバダバサバダバ篇 (新潮文庫)

怪しい探検隊からガラッとメンバーが変わった雑魚釣り隊。隊長である椎名さん以外で、私が知っているメンバーは炊事班長のリンさんだけでした。
しかも、活動内容も以前のような派手なバカさ加減はなく、のんびり、まったりとしています。でも、それは仕方ないですよね。椎名さんだっていつまでも若くないのだし、こういうゆるりとした小旅行的な活動もありですよね。

ただ、釣りの内容もまったりしすぎているのが釣り好きとしてはちょっとガッカリ。冒頭の『愛と感動のアバサー大作戦』なんて、釣りというよりハリセンボンの生け捕りだし。まあ、そういうおバカなことを大の大人が楽しんでやっているところが面白いんですけど。隊長である椎名さんはあまり釣りが得意ではないみたいですね。最終章の『長老のカミさんの実家は銚子だった。』でのヒラメ釣りにゲスト参戦している作家の嵐山光三郎さんには完敗しています。

椎名さん独特の脱力感たっぷりな文体にもクスッと笑いながらあっという間に読み終えてしまいました。アヤザコを読んだらテントを持ってキャンプに行きたくなってしまいました。釣りの内容には期待しないで読めば十分面白いです!

わしらは怪しい雑魚釣り隊―サバダバサバダバ篇 (新潮文庫)わしらは怪しい雑魚釣り隊―サバダバサバダバ篇 (新潮文庫)
椎名 誠

新潮社
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