私がジャズに興味を持つようになったのは80%が村上春樹の作品の影響。あとの20%は金城一紀と伊坂幸太郎。とにかく村上春樹の作品には、ジャズの曲やミュージシャンの名前がやたらと登場してくるので、ジャズになどまるで興味のなかった私も、知らないうちに影響を受け、いつの間にか一枚、また一枚とジャズのCDを買っては聴くようになりました。村上春樹がまるごと一冊ジャズミュージシャンについて書いたのが、『ポートレイト・イ...

シリーズ最新作『鷺と雪』が直木賞受賞したのを機に、未読だった北村薫のベッキーさんシリーズ第一作『街の灯』を読んでみることにしました。私自身、北村さんの小説を読むのは久しぶりでした。この『街の灯』には、「虚栄の市」、「銀座八丁」、そして表題作「街の灯」の三篇が収録されています。時は昭和7年、主人公の花村英子の父は、日本でも五本の指に折られる財閥の系列の、商事会社の社長。つまり、英子は何不自由ない暮ら...

小路幸也さんの小説を読むのは、この『東京公園』が初めて。読んでいる最中、思わずにんまりしてしまいました。何故なら、ものすごく好きな雰囲気の作品だったから。我ながらいい本選んだなぁって、嬉しくなってしまいました。主人公は、カメラマンを目指す大学生の志田圭司。圭司は公園に行き、そこにいる家族の写真を撮るのが好き。ある日、公園で若い母親と幼い娘の写真を撮ろうとしていた圭司に初島という男性が声をかけてきた...

アマゾンで買った本が到着♪今回買ったのは、小路幸也の『東京公園』、北村薫の『街の灯』、ローレンス・ブロックの『八百万の死にざま』の3冊。いずれも文庫本です。小路幸也さんの小説はまだ読んだ事がないので、この『東京公園』が初読みになる予定です。『東京バンドワゴン』も読んでみようかなぁと思ったことがあったのですが、あらすじを読む限りでは『東京公園』の方に惹かれたので。北村薫さんの『街の灯』はベッキーさんシ...

9月発売予定の気になる文庫本をチェック!まずは、講談社文庫から絲山秋子の『絲的メイソウ』。9月15日発売予定。これは、嬉しい♪絲山さんは好きな作家なので文庫化された小説はほとんど読んでいるのですが、エッセイはまだ読んだことがないので、『絲的メイソウ』の文庫化楽しみにしていたんです。中公文庫から吉田篤弘の『それからはスープのことばかり考えて暮らした』。9月19日発売予定。吉田篤弘さんの小説はまだ一度も読んだ...