そろそろ好きな作家リストに入れないとなぁと思っている横山秀夫の小説『臨場』読みました。ドラマ化されて4月から放送が始まると知り、ドラマを観る前に原作を読んでおかなきゃ、なんて思って読んだのですが、これがまた面白かった!個人的には『第三の時効』の次に好きです。警察組織でいう「臨場」とは、事件現場に臨み、初動捜査に当たること。この『臨場』には、『赤い名刺』、『眼前の密室』、『鉢植えの女』、『餞』、『声...

すっかりハマってしまった横山秀夫作品。『陰の季節』に続けて『動機』も読みました。この『動機』には表題作の他『逆転の夏』、『ネタ元』、『密室の人』など四篇が収録されています。読む前はてっきり収録作品の全てが『陰の季節』、『第三の時効』のように連作形式の警察小説だと思っていたのですが、違っていました。警察小説と言えるのは表題作の『動機』のみ。U署で一括保管していた三十冊の警察手帳が紛失してしまう。警察...

あっという間に読んでしまいました。横山秀夫の『陰の季節』。この『陰の季節』は表題作の他、『地の声』、『黒い線』、『鞄』の4篇を収録した短篇集です。私がこの本を読む前に読んだ横山作品『第三の時効』と同じく地方の県警が舞台。この『陰の季節』ではD県警。また、それぞれの短篇で主役が変わるという設定も同じ。最初に収録されている表題作『陰の季節』の主役は警察の人事を担う警務課の警務課調査官二渡真治。この二渡が...

横山秀夫の小説を読むのは『クライマーズ・ハイ』に続いて2作目。そして早くも2作目にして、果たしてこの『第三の時効』を超える横山作品があるのだろうかと心配になるほど、最高に面白い小説を読んでしまったという気がしています。じっくり読もうと思ったのに面白すぎて一気に読んでしまいました。『第三の時効』は表題作を含む全六篇の連作短篇集。各短篇で代わる代わるメインをつとめるのは常勝軍団と呼ばれるF県警強行犯の面...

じっくり読むつもりだったのに、読み始めたらあっという間に引き込まれてしまい、結局昨日、今日の2日で読み終えてしまいました。横山秀夫の小説を読むのは、この『クライマーズ・ハイ』が初めてでした。1985年8月、群馬県の御巣鷹山に日航のジャンボ機が墜落。主人公の悠木は地元紙、北関東新聞、「北関」の記者。悠木は、地元で起きたこの世界的大事故の全権デスクに任命される。しかし、悠木はまさにその日、同僚で登山仲間の安...