ローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズ5作目となる『八百万の死にざま』。シリーズの1作目と2作目は読んだのですが、3、4作目は飛ばして『八百万の死にざま』を読みました。この『八百万の死にざま』はマット・スカダーシリーズの最高傑作だという評判だったので、早く読みたかったのです。ところが、いざ読み始めてみると思いのほか作品に入り込めず、一気に読むというより毎日ちょっとずつ読み進めていくという感じで、...

ローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズ第二弾『冬を怖れた女』。第一弾の『過去からの弔鐘』の感想(コチラ)で、渋いスカダーと、作品に漂う暗さが好きだと書きましたが、この『冬を怖れた女』では、そのスカダーの渋さが薄れて、甘くなっちゃってます。ある女性に一目惚れしてしまうんです。しかも、都合よく相手もスカダーに会った瞬間に惹かれているという状況。悪くはないのですが、もうちょっとクールなスカダーで...

私は、国内作家の小説を読む割合の方が多いのですが、たまに無性に海外ミステリーを読みたくなる時があります。一番好きなのは、ディック・フランシスの競馬シリーズ。最近読み始めたのはタイトルにA、B、C・・・とアルファベットがつくスー・グラフトンのキンジー・ミルホーン・シリーズ。まだ『死体のC』までしか読んでいません。キンジー・ミルホーン・シリーズもなかなか面白いのですが、もうちょっとハードボイルドな感じのシリ...