金城一紀のゾンビーズシリーズの中で私が一番好きな作品『フライ,ダディ,フライ』がようやく文庫化され、喜び勇んで購入、早速再読・・・そして涙。断っておきますが『フライ,ダディ,フライ』は、他のゾンビーズシリーズ同様、愉快痛快なエンターテイメント性の高い作品です。でも、どうも私の涙腺がゆるいのか、涙がじわりと込み上げてきてしまうシーンが2、3ありました。再読なのに。『フライ,ダディ,フライ』の主役は四十七...

初めて読んだ金城一紀の小説は『GO』。直木賞受賞作。いつものように文庫化されてからようやく手に取りました。私の手元にある『GO』は黒い表紙の講談社文庫ですが、今は角川文庫から出ていますね。主人公の杉原は、日本で生まれて日本で育った在日韓国人。杉原の父親は朝鮮籍だったのだが、ある日を境に韓国籍に変える。杉原は、自分はそんなに簡単には転ばないと思っていたのだが、中二の春休みが終わろうとしていたある日、父親...

大好きな金城一紀のザ・ゾンビーズ・シリーズの第1弾『レヴォリューション No.3』を文庫化を機に再読しました。以前読んだ時の印象は、とにかく痛快な青春小説というものでした。主人公とその仲間たちは、おちこぼれ男子高に通っており、その偏差値が脳死と判定されてしまう血圧値ほどしかないこと、または殺しても死にそうにないことなどから周囲の人々からは“ゾンビ”と呼ばれている。そんな彼らが、ある目的のために一致団結、結...

金城一紀は私の好きな作家の一人なのですが、一つ困る事があるんです。それは、作品がなかなか文庫化されないという事。『GO』以外の今までの作品は全て図書館で借りて読みました。どの作品も面白かったし好きなので文庫化されたら必ず買って再読するつもりでいるんです。ところが、いっこうに文庫化される気配がないのです。一度『レヴォリューション No.3 』の文庫本の発売予定(確か角川文庫だったと思います)を近刊情報で目に...