『花のあと』に続いて藤沢周平の『本所しぐれ町物語』を再読。『本所しぐれ町物語』は、江戸にある架空の町、しぐれ町を舞台にそこに住む町人たちの日常を描いた連作長編で「鼬の道」、「猫」、「朧夜」、「ふたたび猫」、「日盛り」、「秋」、「約束」、「春の雲」、「みたび猫」、「乳房」、「おしまいの猫」、「秋色しぐれ町」という12章から成ります。何年ぶりかでの再読なので、これまた内容をきれいさっぱり忘れていました(...

藤沢周平の『花のあと』が映画化されたというのを知って、何だか久しぶりに読みたくなって本棚から文庫を引っ張り出しました。『花のあと』は短篇集で、表題作『花のあと』は一番最後に収録されているのですが、せっかくなので最初から全部読みました。収録されているのは、『鬼ごっこ』、『雪間草』、『寒い灯』、『疑惑』、『旅の誘い』、『冬の日』、『悪癖』、『花のあと』の八篇。随分久しぶりの再読なので、すっかり内容を忘...

とうとう読んでしまった・・・というのも、藤沢周平のこの用心棒シリーズはもっと後の楽しみにとっておくつもりで今まで読まずにいたから。私の好きな川上弘美のエッセイ集『あるようなないような』のなかの『ごうつくばあさま』というエッセイで川上さんが「おいしいものは後まわし」方式で、藤沢周平の著作の何冊かを読まずに我慢していると書いているのですが、私もそれに倣って、藤沢周平の著作は少しずつ楽しもうと思っているの...

今日アマゾンから届いた本。まず文庫2冊。沢木耕太郎の『杯(カップ)―緑の海へ』と藤沢周平の『用心棒日月抄』。沢木耕太郎は好きなのですが、この本は2002年の日韓W杯観戦記なので、当然のことながらサッカーがメイン。私はどちらかというと野球派でサッカーにはあまり興味がないので、特に読みたいと思いませんでした。しかし、近いうちに夫と韓国に行くことになったので、この本は沢木さんが韓国に滞在した時のことも書かれた漂...