『砂漠』を読むのは2回目なのに、何、この面白さは!という感じでした。読みながら、わくわくするというか、読書することの喜びをひしひしと感じながら読みました。『砂漠』は5人の大学生の入学から卒業までの4年間を描いたもので、5つの章からなっています。1年生の春に起きた出来事を描いた『春』から始まって、2年生の『夏』、3年生の『秋』、4年生の『冬』、そして卒業の『春』。主人公の北村はどこか冷めたところがあって、上...

私は本来ファンタジーなお話が好きではありません。そもそも自分の中に乙女チックな部分なんてこれっぽっちもないですし。それでも、江國ファンだし文庫化されれば読まずにはいられないですからこの『すきまのおともだちたち』だってちょっと迷いはしましたが発売後すぐに買いました。新聞記者の「私」が取材で訪れた街で道に迷い、やがて小さな女の子に出会う。その女の子は小さい(9歳)のに両親はおらずたった1人で暮らしている...

よしもとばななって、私には合わないなぁって中学生の時に初めて読んだ時からなんとなく思ってました。でも、ある時ふと思いたって『アムリタ』を読んだらこれがピーンときて、もしかして今ならと思って以前(と言っても中学生の時だからかなーり前)に読んだ『キッチン』、『哀しい予感』、『うたかた/サンクチュアリ』などを改めて読み直したらこれがピ、ピーンときちゃいました。大人になると味覚が変わって嫌いだった食べ物を...