文庫化を待ち望んでいた小林聡美さんのエッセイ『ワタシは最高にツイている』を読みました。幻冬舎文庫から出ている小林さんのエッセイはほとんど持っていて、どれもとても面白くて大好きなのです。小林さんのエッセイには、のほほんとした笑いがあって、私はそこが好きなんです。気取った感じもないし、小難しいことなんてひとつも書いてないから、気軽に読めますしね。ちょっと明るい気分になりたいなぁ~なんて時は、小林さんの...

読み終えるまで時間が掛かってしまったのは、つまらないからじゃなく、一気に読んでしまうのがもったいなかったから。堀江さんの本を読む時は、いつもこういう気持ちになってしまいます。この『もののはずみ』は、堀江さんと「もの」との出会いが描かれています。堀江さんが惹かれるのは、新しいものよりもむしろ「ほんのちょっとむかしの」もの。例えば、それは珈琲挽だったり、陶製のペンギンだったり、「おまけ」でもらった黒い...

帰って来たわれらが〈怪しい探検隊〉!・・・と文庫の帯にもあるように実に久しぶりとなる椎名誠の怪しい探検隊シリーズ作品が文庫化されました。シリーズのファンとしては読まずにはいられません。しかも、タイトルからしてどうやら釣りがメインのようですし♪怪しい探検隊からガラッとメンバーが変わった雑魚釣り隊。隊長である椎名さん以外で、私が知っているメンバーは炊事班長のリンさんだけでした。しかも、活動内容も以前のよう...

私は角田光代の小説よりもエッセイが好きです。と言っても、小説の方はまだそれほど多くの作品を読んだわけではないので、もしかしたらこれから読む小説に私が好きだと思うものがあるのかもしれませんが。『しあわせのねだん』は、角田さんがお金を払って手に入れたさまざまなものについてのエッセイ。各エッセイのタイトルは「昼めし 977円」、「Suicaカード 5000円、定期入れ 4500円」、「ヘフティのチョコレート 3000円」、...

先日、小林聡美主演の映画『めがね』を観たのですが、これが良かった~。小林聡美ともたいまさこの『やっぱり猫が好き』恩田姉妹コンビはやっぱりいい。『かもめ食堂』と『めがね』のDVD欲しいなぁ。一番欲しいのは『やっぱり猫が好き』のDVD-BOXですが。というわけで、また小林聡美さんのエッセイを再読。選んだのは『マダムだもの』。再読なのにやっぱり笑っちゃう、面白エッセイです。三谷幸喜さんと結婚してからのエッセイで、...

川上弘美のエッセイが好きだと以前『あるようなないような』の感想(コチラ)の時に書きましたが、この『ゆっくりさよならをとなえる』も好き。どこが好きかというと、本や漫画の話が出てくるところだったりします。そういう意味では三浦しをんのエッセイも同じかなぁ。この『ゆっくりさよならをとなえる』は様々な新聞・雑誌に連載された文章を集めたエッセイ集。通底するのは、たぶん「本のこと」と「まごまごした感じ」なんだと...

まず『辺境・近境』というタイトル、そしてノモンハン戦争の跡地にうち捨てられた戦車の上でポーズを決めている文庫のカバー写真から何やら御堅い旅行記かと身構えそうになりますが、読んでみたらそうでもなく、『無人島・からす島の秘密』や『讃岐・超ディープうどん紀行』などはまるで椎名誠のエッセイのようなお気楽さが漂っています。日本に留まらず、イースト・ハンプトン、メキシコ、ノモンハン、アメリカ大陸横断など、世界...

女優の小林聡美さんが書くエッセイが大好きで、幻冬舎文庫から出ているエッセイはほとんど全部読みましたし、よく読み返します。飾らない言葉で書かれていて、とにかく笑えるエッセイなのです。読みながら時々声を出して笑ってしまうので、小林聡美のエッセイは絶対に家の中でしか読めません(笑)どのエッセイも面白いのですが、私の一番のお気に入りは小林聡美さんが憧れの留学を実現させた体験記『キウィおこぼれ留学記』。ただ...

私は川上弘美のエッセイが好きなので、2月に『なんとなくな日々』が文庫化されるのが嬉しいです♪川上弘美のエッセイで特に好きなのが、この『あるようなないような』です。日常についてのエッセイも面白いのですが、私は、やはり読書エッセイが好きです。この『あるようなないような』で川上さんの好きな本として紹介されている武田百合子の『富士日記』は、私も好きです。川上さんの場合は小説のみならず漫画も読まれるようで、そ...

10月27日から11月9日の2週間は読書週間ですね。私は読書週間だからといっていつもよりたくさん本を読むとかいう訳ではないのですが、ただ、経済関連本以外の本は読まない夫にはせめて小説とかエッセイを読んで欲しいなぁと思ったりします。と言うのも、もともと私が読書好きになったのは夫が本を読んでいたからなのです。大学生の頃、当時付き合っていた夫のアパートに遊びに行った時、なぜかキッチンの流しの下に小説が並んでいた...